環りの海

作者琉球新報,山陰中央新報
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出版社
作者介绍【琉球新報取材班】 普久原 均(ふくはら?ひとし) 1965年生まれ.早稲田大卒.1988年入社.経済部長,報道本部長などを経て現在,論説副委員長兼特任編集委員. 新垣 和也(あらかき?かずや) 1976年生まれ.成蹊大卒.2000年入社.社会部,運動部などを経て現在,政治部. 島袋 貞治(しまぶくろ?さだはる) 1977年生まれ.琉球大卒.2001入社.地方部,経済部などを経て現在,社会部. 外間 愛也(ほかま?よしや) 1983年生まれ.琉球大卒.2007年入社.社会部,北部支社報道部などを経て現在,政治部. 【山陰中央新報取材班】 松村 健次(まつむら?けんじ) 1965年生まれ.東洋大卒.1989年入社.経済部担当部長,報道部編集委員兼論説委員を経て現在,西部本社報道部長兼論説委員. 森田 一平(もりた?いっぺい) 1968年生まれ.早稲田大卒.1991年入社.編集局政治グループ長,報道部担当部長などを経て,現在,出雲総局報道部長兼論説委員. 万代 剛(ばんだい?たけし) 1971年生まれ.大阪外国語大卒.1995年入社.東京支社報道担当などを経て,現在編集局政経部次長. 田中 輝美(たなか?てるみ) 1976年生まれ.大阪大卒.1999年入社.東京支社報道担当,編集局報道部編集委員など.2014年退社.現在,フリー. 鎌田 剛(かまだ?つよし) 1976年生まれ.法政大卒.2001年,産経新聞社入社.夕刊フジ社会部などを経て,2011年退社.同年,山陰中央新報社入社.現在,編集局地域報道部.

书籍简介
ナショナリズムが煽られ,領土問題として過熱する一方の竹島?尖閣問題.日本および周辺国の漁業者など,国境地域を生活の場とする人々の現状を丹念に取材し,あわせて歴史的な背景や世界各国における領土紛争解決の事例も検証する.国と国の対立を越え,地域の視点から解決の道を探る.2013年度新聞協会賞を受賞した好評連載の書籍化. ■編集部からのメッセージ 本書は、2013年2~6月まで計63回、『山陰中央新報』と『琉球新報』に掲載された連載「環りの海」をもとに、追加取材を行い、加筆?修正のうえ一冊にまとめたものです。地方紙2紙が合同で一つの連載を行うこと自体、珍しいことです。竹島のある島根県の山陰中央新報、尖閣のある沖縄県の琉球新報。この二紙の記者たちが、当事者意識をもち、地方の視点を生かして、竹島?尖閣問題に向き合った同連載は話題となり、2013年度の新聞協会賞を受賞しています。 竹島と尖閣をめぐり、日本と韓国、そして中国?台湾との間で、対立が続いています。そして、領土をめぐる対立は、とかくナショナリズムによって煽られることになります。しかし、対立の陰で、置き去りにされているのが、地元漁師など、国境地域を生活の場とする人々です。 本書では、まず、日本だけでなく、韓国、中国、台湾を含めた、地元漁業者など、地域の人々に着目します。そして、彼らの生活や思いなどを取材によって伝えます(第1章?第2章)。そして、対立の背景を歴史的な資料や専門家の知見によって、ひも解きます(第3章)。さらに、視点を広く国際社会に移し、同様に領土問題を抱えている地域、それらを克服した地域などを取材し、その知恵に学びます(第4章)。その上で、地域の視点、当事者の視点から、すでに芽生え始めている様々な取り組みを通して、解決への道を探ります(第5章)。 領土意識を前面に掲げて、ナショナリズムを高揚させても、問題は解決しません。対立の要因や背景に冷静に向き合い、そして、問題を克服するために必要な視点を、本書は提示してくれます。 書評情報

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